- 共通試験まで残り1ヶ月…何を優先すべきか分からない
- 試験直前の効率の良い勉強法は?
- 何がなんでも、絶対に第一志望に合格したい!!!
本記事では以上の内容について解説していきます。
結論は「point」と書いた枠で囲ってあるので、急ぎの方はそこだけ見て頂ければと思います。
- どうせ受かるだろうと思い、適当な勉強しかせず現役時惨敗
- 一年間予備校で浪人→(ありがたいことに)旧帝大医学部に合格
- 個別指導と家庭教師で受験に関与し続ける
受験直前の最優先事項は?
結論から言うと過去問が最優先です
問題を作る側も普通の人間ですから、あなたが入試試験を作るとしたらどうしますか?
大学入試は歴史も長いです。
100人中100人、過去の問題を参照しながら作るはずです。
大学受験者数は約50万人います。その影響力は大きいです。
突拍子もないことはなかなかできません。だからこそ過去問は大事なんです。
しかしこれだけでは足りません。過去問で傾向を掴みつつ、網羅的な問題集(チャート式、大学への数学、リードα、名問の森、重要問題集など)で
「(自分だったら)この単元、どう問題を作るだろうか?」
「出題者はどんな意図でこの問題を作ったのだろうか?」
と考えながら問題を解き進めていくことで
問題の流れがだんだんわかってきます。このコツを掴めば、問題を解くたびに
「またこのパターンね」と思えるようになります!
だからこそ網羅的な問題集で適宜復習することが大事です。
- 直近1ヶ月は過去問を最優先!
- 過去問:今まで使ってきた問題集=7:3(試験1ヶ月前の勉強時間)
- 過去問を解くときは「出題意図」を汲み取る
残り少ない期間、勉強の質を高めるために
勉強というのは当たり前ですが
量×質 です。
残り時間が少ない時はなおさら質を高めていくべきです。
スポーツでも同じですが、勉強でも確実に質と言うものが存在します。
では勉強の質を高めるためには?
① 短期間で反復すること
僕が生徒にいつも言っていることは
- 今日の勉強は昨日の復習から始めること
- 机に向かえないとき(単語帳も開けないとき)は頭の中で復習すること
です。
これをやると、試験で問われた時に反射的に解答が出せるようになります。
そしてよく考えなければならない問題や計算問題に時間を割くことができます。
ぜひ実践してみてください。
② 机に向かえず単語帳も開けない時は頭の中で復習すること
第一志望に絶対に合格したいのなら
他人が「そこまでやるの?」というレベルを、自分の基準レベルまで引き上げましょう。
少なくとも凡人の僕はこのくらい勉強しなければなりませんでした。
こうして模試では旧帝大医学部内、10番台をキープできるようになりました。
コツは、忘れたことがあっても「まあいいか、次いこう」と、
どんどん思い出せる範囲で思い出していくことです。
③ 自分の頭で考える作業を怠らないこと
量をこなしているのに本番でなかなか点数が取れないという人は
熟考する作業が足りていません。
これは定量化することが難しいので自分にいかにストイックになれるかが重要です。
心構えとしては
- その問題が解説ができること
- 問題作成者の狙いをつかむこと
- 関連事項を思い出す(調べる)こと→できればノートにまとめ、その場で暗記する
特に3つ目の「関連事項」は特に重要で
関連事項を比較してまとめて覚える
これをやるとグッと頭の中が整理されます。これは試験で点を取るための重要なコツです。
- 短期間で反復すること
- 机に向かえず単語帳も開けない時は、頭の中だけで復習すること
- 自分の頭で考える作業を怠らないこと
試験直前のマインドセット
勉強は集中力が命です。そして集中力は感情に簡単に左右されます。
つまり普段の心構え(=マインドセット)が毎日のパフォーマンスに大きく影響します。
試験直前は不安になる人が多いと思います。
しかし不安は悪いことではありません。
勉強の活力になるためです。
ある程度の不安はあっても問題なし。その気持ちは放置しておいて結構です。
不安になって勉強に身が入らないということだけは避けましょう。
おすすめの考え方は
「今サボれば落ちる。今勉強すれば受かる。」
そして毎日自分に言い聞かせましょう。「自分は必ず受かる」と!
落ちるかもな〜って思いながら勉強してる人の98%は落ちます。
普段の勉強の詰めが甘くなるからです。
適当な勉強をしている人は軽くふるい落とされます。
同期に受験当時のことを聞くと、皆自信を持って試験に臨んだようでした。
- 不安な気持ちはそのまま放置する
- 自分は必ず受かる!と毎日10回いい聞かせる
コメント